訪問看護で暮らしのサポートを

越村 雅彦

代表越村 雅彦

訪問看護の強みは、地域で暮らす赤ちゃんから高齢者まで全ての年代の方に、医師・支援員・ケアマネ・介護福祉士など医療・介護従事者が協力し合って一人ひとりに必要な支援が行えるところです。

病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたいと思う方、人生の最期を自宅で迎えたいと望まれる方は増えています。
その望みをご家族だけで叶えようとすると、家族だけで介護や医療的ケアができるだろうかという不安や、私は一人暮らしだから叶わない夢なのだろうか?とあきらめてしまう方もいらっしゃることでしょう。そんな時、われわれ「訪問看護ステーションDANのスタッフが在宅ケアサービス提供者の一員として「笑顔で」在宅療養を支えます。

私たちの強みは、呼吸療法認定士を持った看護師、精神科に勤務経験のある看護師がいることです。
利用者さんに必要な医療技術があれば積極的に学んで実施していくチャレンジ精神があります。
例えば、ペリスティーン洗腸システムを扱うことが出来ます。
24時間365日在宅療養をサポートし、必要時には主治医・病院等との連携が可能。ご希望の際は在宅で看取りまで支援しています。
皆様に訪問看護について知っていただき、住み慣れた地域で障がいや病気があっても暮らし続けたいと願う方々を共に支援していきたいと思っています。

経験した診療科等

  • 管理者精神科、神経難病病棟、重症心身障害児者病棟、外科、ハンセン病療養所
  • 保有資格看護師、呼吸療法認定士、救急救命士、リスクマネージャー研修終了など

今まで関わってきた利用者様

  • 内科末期ガン、在宅点滴、モルヒネ持続皮下注射、慢性呼吸不全急性憎悪、鼻マスク式人工呼吸療法(NPPV)、在宅酸素療法(HOT)、認知症、膀胱瘻、胃瘻、膀胱留置カテーテルなど
  • 精神統合失調症、被害妄想、双極性障害、うつ病
  • 交通事故後遺症褥瘡、気管切開、人工肛門、CVポート、膀胱瘻、遷延性意識障害など
  • 神経筋難病ALS、人工呼吸器装着者、NPPV、ALS治療薬の点滴など

理念

すべては笑顔のために

信念・価値観(Value/バリュー)

利用者一人一人の尊厳を重視し、やすらぎ、生きがいにつながる看護を行います。働きがいのある職場づくりと社員の幸福をめざします。
社会福祉に貢献をします。

行動指針・行動規範(Way/ウェイ)

利用者、家族に私たちを理解していただきます。
DANとは、家族団らん、団結、暖かい、談話などの意味を指します。
利用者の方への接近の基本を、見る、話す、触れる、立位援助とします。

「愛情」そして相手に伝える「技術」が、利用者・看護師それぞれ気持ちよく、人間らしく存在するための鍵です。
常に自分を磨き、プロとしての役目を果たしていきたいと思います。

訪問看護ステーションDANについて

DANとは、「相談する」「家族団らん」「団結する」などを意味する「だん」という語から名付けました。
団結するの中には、ただ単に当ステーションの看護師が団結するのではなく、利用者様を取り巻く医師・支援員・ケアマネ・介護福祉士など医療・介護従事者がチームとなって団結することで利用者様のために力を尽くすという意味が含まれています。
私たちが大切にしていることは「自己決定、意思決定支援をサポートし、その決定に沿ってケアを行うこと」です。
その考え方の基礎となるものは、日本看護協会の考えです。
看護協会の考えは、悲嘆のケア、病期に応じた症状マネジメントなどを行なって、利用者様等が少しでも安楽な状態で意思決定ができるようにケアをすることです。
自己決定・意思決定できる支援をするには下記の行動が重要だと考えています。

日頃から十分コミュニケーション

把握する→人生観・価値観・意思決定・人生の最終段階を迎えたいか

心身の状態の変化の見通し・十分な情報を提供

多職種で共有→情報の理解状況・受け止め、利用者・家族の思い・希望・受け止め、状況・疑問、または代弁者になる